ぼんさんのひとりごと

bonsan no hitorigoto

ぼんさんのひとりごと

第43話 どじょうの話他

■ある博士の先生が村にやって来て、講演会を開きました。

どじょうの話をしました。話し終わって質問はありませんかと聞かれました。
「先生どじょう!どじょうと言われましたが、シマ泥鰌ですか?それともホトケ泥鰌のことですか?」
「私は土壌の話をしたのですが・・・・・・」
難しい言葉で学問のあるところを見せびらかすのも良いですが、相手のレベルに合わすことも必要です。 続きを読む »

第42話 数字の不思議?

☆両親の誕生日と子供の誕生日がある数字の合成で見事に当ったのです!!
1927年01月31日と1939年06月19日生まれの親から1967年07月05日に長男が生まれました。 続きを読む »

第41話 保険会社の言い分と私の言い分

年金保険をかけていました。ところが、その会社の経営がうまくいかず、外国の会社に身売りしました。
そして、新しい会社の責任者が、やって来て利率を大幅に引き下げると言うのです。 続きを読む »

第40話 「和」について

★皆さんは「」を漢和辞典で引くとき禾(のぎ)へんで引きますか?
出てきませんよ!!
」へんですよ! 昔は 「」のように書いていました。
意味は、やわらぐ、やわらげる、なごむ、仲直り、和議、とあります。平和、調和、親和、和顔、穏和、講和などと使われます。 続きを読む »

第39話 岩崎家(三菱)家憲

1.小事にあくそくたるは大事成らず。宣しく大事業を経営するの方針を執るべし。
2.一たび着手せし事業は必ず成功を期せよ。
3.決して投機的な事業を企つるなかれ。
4.国家的観念を以てすべての事業に当たれ。
5.奉公至誠の赤心は寸時も忘るべからず。
6.勤倹身を持し、慈恵人を待つべし。
7.よく人格技能を鑑別し、適材を適所に用いよ。
8.部下を優遇し、事業上の利益は成るべく多く彼等に分与すべし。

★古いかも知れませんが、私はこの家憲が好きです。だからずーと私の自動車は三菱です。

第38話 私の記憶に残る作品

★たどたどし母の便りや春の雪
これは私が大阪のシャープ電機に就職した頃(18歳)郷里の母から貰った手紙の事を詠んだものです。
馬酔木(俳句雑誌)に投句し水原秋櫻子選に入った句です。 続きを読む »

第37話 子を思う歌

瓜食(は)めば 子等(こども)思ほゆ 粟食めば 況(ま)して偲ばゆ 何処より 来りしものぞ 眼交(まなかい)に もとな懸りて 安眠(やすい)し寐(な)さぬ 銀(しろがね)も金(くがね)も玉も何せむに勝れる宝子に及(し)かめやも
万葉歌人   山上 憶良 続きを読む »

第36話 いろはかるた(京都)

  一寸先は闇
  論語読みの論語知らず
  針の穴から天をのぞく
  二階から目薬
  仏の顔も三度 続きを読む »

第35話 福沢諭吉の「心訓」

★世に中で一番楽しく立派なことは、一生涯を貫く仕事をもつことです。
★世に中で一番みじめなことは、人間として教養のないことです。
★世に中で一番さびしいことは、する仕事のないことです。
★世に中で一番みにくいことは、他人の生活をうらやむことです。 続きを読む »

第34話 ゴキブリは観音さまなんよ!?

■台所にゴキブリが出たといって大騒ぎをしています。
「早よう叩かな!早よう! 早よう!」
「ゴキブリの方が人間より先にこの地球上に生息していたんやろ?厳しい環境の中を生き延びてきた大先輩よのう!今、台所が汚いのを命がけで知らせに来たのかもしれん?観音さまがゴキブリの姿で現れたと思ったら殺せんやろ!」
「台所をきれいに、清潔にしたらゴキブリはこんようになりますよ。」
仏教の教えの中に曼荼羅の教えがあります。今あるものはみんな必要なから存在するというのです。人間の都合で良し悪しを決めてはいかんのです。
また、仏の声は自然現象の中から聞こえてくると言われています。

ゴキブリを観音さまと認識するのには、まだまだ長い時間が必要のようです。

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