■同居人家族
それぞれが自分の部屋を持ち一軒家に住んでいてもばらばらな家族。
■核家族
結婚したら独立して一軒家を持ち親子の家庭を構成する。祖父母はいない。
■大家族
親子3代が同居している家庭。
■独居老人
現在版の姨捨山。
■老人夫婦一家
65歳以上の夫婦だけの家庭が増えている。
■戦後の大家族の家庭に育ったわれわれには今の家庭の環境は理解に苦しむ。祖父母がいておじさんおばさんがいて兄弟も沢山いた。一人が病気をすれば、一人が付き添って看病した。
部屋も大部屋で、譲り合って生活していた。
体を使う作業が多いので、それぞれ役割を分担して、一日の生活を快適になるように家長が目を光らせていた。年老いた祖父が死んだら、みんなで野辺の送りをした。
物資も豊かでないので、分け合って、譲り合って生活をする習慣があった。
近所付き合いも家族全員が参加して事に当たった。
人頼みではなく、行政任せでもなかった。いつのころから今のような家庭の崩壊が始まったのだろうか。