■麻衣ちゃんは小学校の2年生です。夏休みのある日、一人でお留守番をしていました。お母さんは行商に行っています。もうすぐ帰ってくる時刻です。今日は靴を買ってきてくれる日です。
★暑い中を汗をふきふき帰って来るお母さんに冷たいお水を一杯飲ませてあげたいと棚からグラスを取ろうとした時、お母さんの「ただいま」の声が聞こえました。「がちゃん!」グラスを落としてしまいました。その音に驚いたお母さんが「あーあーおとなしくお留守番をしていなさいといったのに」
麻衣ちゃんは泣くばかりで お母さんに何もいえませんでした。
※子供のやさしい心の芽が出はじめているのを大人の一言が摘み取ってしまうのです。※
ぼんさんのひとりごと
bonsan no hitorigoto