■manjussakaの音写。如意花・檻花などと漢訳する。白色柔軟で、これを見る者はおのずから悪業を離れるという。天神が意のままにこの花を雨のように降らせると考えられる天界の花。日本では彼岸花のこと。
★ある民俗学者の説によると、飢饉や旱魃の時に農民が生き延びるため最後の智恵をしぼって、荒地にたとえば,お墓、畦、土手、などに彼岸花を植えお上に知られないように、毒の花、葬れん花、死に花、と言って忌み嫌うように仕向け繁殖させていったのです。球根には毒が有りますが上手く毒を抜きますと、百合根のようなおいしい食べ物になります。日本では赤い彼岸花が一般的ですが最近は白,黄色、紫、ピンク、の色のものが有ります。今境内に黄色や白の曼殊沙華が咲きはじめました。