■お線香には大きく分けて三種類あります。
1、煙たいだけのお線香 値段が安い。
2、煙も香りもないお線香 但しお題目の字が残ります。南無阿弥陀仏、南無大師遍照金剛など
3、煙が少なくて、香りがあるお線香 これが本物です。白檀香、沈香、伽羅香など
本来仏様に良い香りをお供えするのが目的です。
先日仏具やさんで、あるおばあさんがお線香を買っていました。
「匂いの無いお線香ありませんか?部屋が臭くなるのいやですから」
もう一人のおばあさんは、「どうせ灰になるんやから安くて量の多いのをください。」
ふと私の周りの人にもお線香のように三種類の人がいることに気がつきました。
1、煙たいだけで周りの人に迷惑をかけどうして一生を終えた人。
2、何の役にもたたないのに肩書きだけをほしがった人。
3、その人がそばに居るとほのぼのとして楽しい人。香りがある人なのです。