平成29年6月8日付け・愛媛新聞に
「患者の思い静かに共有」県内初「臨床仏教師」森脇宥海さん(松山)
と大きく掲載報道されました。
森脇宥海師は松山市・真言宗の浄明院の副住職です。
住職の森脇宥暢師も立派な人ですが、副住職の宥海師は
若いのに今の寺院や、僧侶の在り方にいささかの
疑問を持っていました、私の知る若い僧侶の中でこの人は
有望な一人でした。
将来の仏教界を変革してくれる人材でありましょう。
臨床仏教師とは終末期医療などで心のケアに取り組む仕事です。
仏教の精神に基づき、人生の最終段階などにある人々の孤独や悲嘆、恐怖
を受け止め、心のケアを行う。
息子のような宥海さんと話していますと、不思議と安心するのです。
本来持っている、僧侶の血統でしょうか、今大師のような親しみと
引き込まれるような人間味が感ぜられ、今後の活躍を期待するとともに
陰ながら応援を惜しみません。