横浜市都筑区のマンションが施工不良で
傾いた問題で、くい打ち工事をした旭化成建材の
施工データ改ざんが大きく取り上げられ新聞TVを賑わせている。
今から50年ほど前親しい友人から聞いた話ですが、彼はある建築会社に
就職し現場監督として、町営住宅、営業倉庫、個人住宅を担当して
政治家でもある社長に信頼も厚く、無事半年が過ぎました。
ある営業倉庫の作業中、社長が現場に来て、土間工事の生コンを少量にするように
ぐりいしを多めにしなさい、「社長それはできません、設計通りに仕上げませんと
契約違反でしょう」
「柱、壁、屋根は目に見えるが土間の底は目で確認が出来んやろう、そこが儲けのコツ
というもんやで」
信頼していた社長の一言が正直一筋の性分に合わず辞める決心をしたと・・・
建設業界、土木業界には底辺にそう言う考えがあるのではないでしょうか?
今回の問題も氷山の一角でしょう。
余談ですが、追い打ちをかけるように、事務員の女の子が、ぶつぶつ言っています、社長の
二号さんの娘の結婚家財道具を事務所の事務机等の経費で落とせと言われたと・・・