5月3日春祭りの夜お寺に子猫が捨てられていました。
お寺には以前から縞の牡猫がいます。
子猫は真っ黒の牡猫です。餌場で仲良く親子のように
寄り添って体を擦りつけながら餌を食べ、寝床にと作ってやった、
段ボールの中で寝ているようです。
鳴き声は細々として、体調があまり良くないのか、動きも
ゆっくりしています。
ただ、人を恐れないので、私にもついてきます。
「クロ」と名ずけました。
この子猫が身の上話をしてくれたら、辛い悲しい運命を知ることに
なっていたかもしれません。
何も知らないことが、いいのかも知れません、私との出会いを
この猫が幸せだったと思えるように付き合っていこうと決めました。