ぼんさんのひとりごと

bonsan no hitorigoto

ぼんさんのひとりごと

第88話 「いただきます」は「生命をいただきます」

給食費を支払っているから”いただきます”はやめて!と訴えるお父さん・お母さんへ・・・・・・

■「給食費を支払っているのですから、”いただきます”という必要はありません。給食のとき、子供たちに”いただきます”といわせることをやめてください!」
最近このような内容の要望が、父兄から学校に寄せられたとの報道がありました。
過去にも、ある県の公立小・中学校で、子供たちが給食のときに、「合掌」の号令とともに手を合わせて食事をするのは、「特定の宗教を強制している」と一部の父兄から中止せよとの声があり、とりやめた学校もありました。
学校給食の時間に、手を合わせて”いただきます”という食事作法について、みなさんはどう、お考えになりますか。  「いただきます」は「生命をいただきます」です。

「いただきます」は「食卓に並ぶ料理になるために死んだ、人間以外の動物や植物の生命をいただきます」と言う意味です。

■「こんなにたくさんの尊い生命をいただいて生きているのだから、自分の生命を大切にしてこそ、動物や植物の生命を無駄にすることなく、生かすことになるんだ。自分の生命を大切に使わなければならない!」 との思いをこめて、手を合わせて唱えるのが、”いただきます”にほかなりません。