ぼんさんのひとりごと

bonsan no hitorigoto

ぼんさんのひとりごと

第68話 お墓について

■お墓について一考しますと・・・・・・・・・
江戸時代は家中心の時代なのにお墓は人本意で夫婦で一基、その他は一人で一基の墓標を建てた。
今の時代は個人が中心の時代なのに「○○家の墓」として家本位の墓になっている。
墓地の確保が難しくなったからですが。
仏教はもともと荼毘にふすと言って火葬が本来の葬送のやり方ですが、江戸時代に仏教以前の日本古来の土葬のやり方で死者を葬った。これが戦後急に土葬は禁止されすべて火葬にしなければ埋葬できなくなった。
やっと仏教の教えに還ったと我々僧侶はお国のお役人にも仏教を勉強してるお人がいるんだなあと喜んだのですが、実はほかの理由からでした。
それは地下水を汚染するので土葬を禁止したのです、つまり環境面に配慮したからです

今お墓事情が大きく変わろうとしています。個人墓の復活、永代供養墓(合祀墓)の要望、散骨、散灰、独身女性の「もやい塔」などさまざまなお墓が創造されています。いいことです。

この要望に行政がついていっておりません、墓地管理の法律は旧態依然としています。
寺院もやはりこの変化に気ずいてはいますが対応に速効性が見られません。

墓地の周辺の宅地は地価が安いのですが、今までは売れませんでした、ところが最近急に売れ出したのです。何故だと思います?地価が安いし、日当たりは良いし、変な人が近所に来ないし、静かでいい。